◎ 脂質異常症について②
小腸で脂質は、TG(中性脂肪)となり、一部は筋で使われたり、
脂肪として組織に蓄積しますが、肝臓で分解されLDLになります。
これがタンパク質と結合して抹消に運ばれるのです。
これらは、気づかないうちに遺伝性と過食、運動不足により高値となり、
動脈硬化ひいては、脳梗塞や心筋梗塞、腎梗塞、腎機能低下症、動脈瘤、
高血圧になるのです!
脂質異常症単独ではなく、糖尿病や高血圧がある人では、さらに急速に
病状が悪化するので、診察や検査を短い間隔で受けなければいけません。
【自覚症状が無いことに安心して、半身不随になった方を、私は数人知っております。】
また、脂質異常症は遺伝性(肝臓や腸のコレステロール代謝機能)の強い
疾患ですが、元の病気の種類で生じやすくなりアルコール多飲、糖尿病、
甲状腺機能低下症(橋本病など)、腎疾患などが原因になる事もあります。
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