ヨネドクターの皆さん、知って得しましょう!⑤


◎ 脂質異常症について②

 

小腸で脂質は、TG(中性脂肪)となり、一部は筋で使われたり、

脂肪として組織に蓄積しますが、肝臓で分解されLDLになります。

これがタンパク質と結合して抹消に運ばれるのです。

これらは、気づかないうちに遺伝性と過食、運動不足により高値となり、

動脈硬化ひいては、脳梗塞や心筋梗塞、腎梗塞、腎機能低下症、動脈瘤、

高血圧になるのです!

脂質異常症単独ではなく、糖尿病や高血圧がある人では、さらに急速に

病状が悪化するので、診察や検査を短い間隔で受けなければいけません。

 

【自覚症状が無いことに安心して、半身不随になった方を、私は数人知っております。】

また、脂質異常症は遺伝性(肝臓や腸のコレステロール代謝機能)の強い

疾患ですが、元の病気の種類で生じやすくなりアルコール多飲、糖尿病、

甲状腺機能低下症(橋本病など)、腎疾患などが原因になる事もあります。

 

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                              米山 一男