小児歯科


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こどもの歯 むし歯予防

お口の中の
「むし歯菌」「食物(砂糖)」「歯の質」
この3つの条件がそろった時にむし歯になってしまいます。

つまり、もし口の中にむし歯菌がいなければ、どんなに砂糖を摂っても、まったく歯磨きをしなくてもむし歯にはならないということです。
だから、この3つのポイントに対してそれぞれ計画的・継続的に管理を行うことがむし歯予防の基本となります。

家庭と医院でしっかりケア

まず、むし歯菌のコントロールについては、歯ブラシ、デンタルフロス、歯磨剤、洗口剤の使用等が基本になりますが、画期的なものではなく、年齢や歯並びなど、一人ひとりのお口の状況に合ったケアの方法を(保護者磨き・仕上げ磨き・ひとり磨き)を担当歯科衛生士が指導し管理を継続する必要があります。

次に、『食物』についてですが、理想的な砂糖の摂り方は量ではなく回数がポイントです。
むし歯菌が糖を取り込み分解して、歯を溶かす酸を作ると、お口の中は一時的に酸性に傾きますが食後20分程度で唾液の作用により、また中世に戻ります。
ところが間食の回数が多くなるとお口の中が酸性環境が長時間続くことになり、結果的に歯が溶け出してしまうのです。
また、スポーツドリンクや清涼飲料水、牛乳などの飲み物についても、おやつと同様に与え方に注意が必要です。

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フッ素で歯を強くする

最後に『歯の質』はフッ素による歯の質の強化がポイントになります。
大きく分けて医療機関で行う高濃度フッ素応用と、ご家庭で行う低濃度フッ素応用がありますが、低濃度フッ素の活用は、0歳から中学生くらいまで、年齢と状況に合わせた方法を担当歯科衛生士がご指導しています。

私たちは単にむし歯の予防という目的にはとどまらず、障害に渡って全身の健康に大きな影響を及ぼすお口の健康の維持管理を念頭に日々取り組んでいます。